3/29(日) 合唱

昨日に引き続き色々考えてしまい、朝から非常に憂鬱だった。そんななか、NHK合唱コンクール特集番組を見た。北海道の超強豪高校の指揮者や、東京都八丈島の中学のパートリーダーの子、合唱部の存在しない中学内で有志で集まった即席の団体、あといろいろ。紹介した物語は10くらいあったように思う。

 

まず、全国大会に出るような強豪校も、地区大会止まりの学校も、すごく心にくる演奏会をしていた。本当にいろいろなドラマがあり、日本のいたる所で青春があった。食い入るようにテレビを見た。憂鬱な気分がどっか行った。

 

その番組を見る前、自分の人生って何だったんだろうとか、私と関わった人と何一つ良好な関係を築けなかったじゃないかとか考えていた。今回のコロナで3密は避けろとなってるのに相変わらずほとんどの社会人合唱団(アマチュアからプロに近い集団まで)で練習を続けており、なんだこの狂気じみた宗教みたいな集団はと嫌悪感を抱いてしまい、自分の合唱人生についても否定的な考えになってしまっていた。

 

その番組をみて、自分の合唱人生(+その前の吹奏楽人生)で楽しかったこと、悔しかったこと、学んだこと、もうあらゆることを思い出し、否定的な考えから抜け出すことができた。この時期に未だに練習を続けていた(流石にもうやめると思うが)のは意味がわからないが、人間、一生懸命になるときは大抵狂気じみてるものであるし、理性的な判断が出来なくなるもんだよなと思う。私も狂気じみてたしな。

 

合唱特集の番組を見て良かった。自分の人生やっていけるのかとか思ってたけど、いろんな人生があるなぁと思うと、なんとかなる気がしてきた。