3/24(火) 未消化の感情

家に帰るまで、ほぼずっと「なんでこんなふうに行動しちゃうんだろう、感じてしまうんだろう」の連続だった。

 

今日は学位記授与式だった。昨日までは全然ナーバスになってなかったが、実際に大学に行ってみたらまたいつもの日々が戻ってきて明日も続くような嫌な感情が戻ってきてしまった。そんなはずはないのに。もう会うことはないのだから、最高に楽しく笑顔でみんなとお話できればいいのに。研究室の学生にも、先生にも、他の研究室の人にも、それに私を振った例の彼にも、私は最後のお別れがしたかったのに、それよりも早く帰りたかった。過去と早くお別れがしたかった。そこまで急ぐことはないのにね。

 

私の周りの人間が極悪だからそうなってしまうのではない。私の中で未消化の感情があるからそうなってしまったのだと思う。何が未消化なのか、言語化するのちょっと難しい。それが明確に言えたら実はだいぶ消化できてるのではないかとさえ思う。

 

まずは就職先の不安。自分の中でこれがいいんだと思って決めた就職先だけどこれで良かったのかどうか。大学に行くとやはり就職先の話ばかりになってしまうので他人と比較してしまうというのがある。これはもう、働く前の段階で解消するのは永久に不可能なので、働いて自信つけるしかないのである。誇りをもちたい。

 

次に研究室のメンバーへの嫌悪感。最後の最後だというのに一緒にいたいと思えなかった。世の中そんな悪い人ばかりではないので、私の嫌悪感を卒業までに和らげて気持ちよく終わりたかった。

 

最後に失恋の未練。私はあんなに仲良くしてもらったのだから最後にありがとうと言いたいと強く思っていたが、結局出来なかった。LINEで流れてきた写真みただけでムシャクシャしてしまったので、頑張って会いに行ってもそんなこと言えもしないで気まずくなって終わりだっただろうなと思う。悲しい。

 

 

帰るまで、私はこういうことがしたいわけじゃないのに…とイライラしていたが、帰るとそのイライラはなくなった。終わったんだなという実感と共に、素直な感情が戻ってきた。本当はあの場でみんなにお礼が言いたかった。

 

会わない限り、未消化の感情にももう触れることはなくなる。未消化の感情も含めて、もうこれで本当に終わり。